作り手のつぶやきコラム no.1
「終活」という言葉

住まいの終活。
実家の終活。
私自身もよく使っているし、耳にもするようにもなった、この言葉。
でも、なんか少し引っ掛かる。
もうちょっと、しっくりくる言葉はないものか…と、
日々、考えてしまう。
「終わる」というより、「続く」なんだよなぁ。
--------------------------------------------------------------------
家族の物語も、家そのものの物語も、
ずっと紡がれていってほしい。
お守りBOOKで残す記憶が、未来へ繋がっていってほしいし、
たとえ家を手放すことになったとしても、
その場所にまた新しい物語が生まれていってほしい。
続く、巡る、紡ぐ、継ぐ、結ぶ、繋ぐ…。
続活? 巡活? 紡活? 継活? 結活? 繋活?
…なんか違う。
そもそも、読み方もむずかしい…
(ぞくかつ?ぼうかつ?はんかつ?)
----------------------------------------------------------------------
いっそ、〇活にこだわらなくてもいいのかもしれない。
まだ、模索中だけど
考えている時間も楽しみながら、制作を続けたい。
みなさんは、どう思いますか?


