作り手のつぶやきコラム no.1

「終活」という言葉

住まいの終活。
実家の終活。

私自身もよく使っているし、耳にもするようにもなった、この言葉。

でも、なんか少し引っ掛かる。

もうちょっと、しっくりくる言葉はないものか…と、
日々、考えてしまう。

「終わる」というより、「続く」なんだよなぁ。

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家族の物語も、家そのものの物語も、
ずっと紡がれていってほしい。

お守りBOOKで残す記憶が、未来へ繋がっていってほしいし、
たとえ家を手放すことになったとしても、
その場所にまた新しい物語が生まれていってほしい。

続く、巡る、紡ぐ、継ぐ、結ぶ、繋ぐ…。

続活? 巡活? 紡活? 継活? 結活? 繋活?

…なんか違う。
そもそも、読み方もむずかしい…
(ぞくかつ?ぼうかつ?はんかつ?)

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いっそ、〇活にこだわらなくてもいいのかもしれない。

まだ、模索中だけど
考えている時間も楽しみながら、制作を続けたい。

みなさんは、どう思いますか?