懐かしさの「共有」 実家の終活#3

こんにちは。日常キロク製作所の鈴木です。

不動産視点×キロクで「家の引継ぎに向きあう」文化づくりを目指して、日々活動しています。

このシリーズでは、なかなか踏み出しづらい「実家の終活」において、

“ゆるやかな”始め方 をご提案していきたいと思います。

土台作りのポイントは。

前コラムの続き

実家の終活をはじめるにあたって、最初に大切になるのは

家族みんなの「こころの土台作り」。

でも、土台作りってどうやるの…?

ポイントは、“家族共通の懐かしさ” を “共有”すること。

ぜひ、小さい頃のアルバムを引っ張り出して…

父母の若かったころに、想いを馳せて。

最近はゆっくり話す時間もなく、

感謝の気持ちも薄れていたかもしれない。

だから、「あの日の我が家」に帰って、懐かしむ時間が大切です。

ナイーブな話だからこそ。

ポイントはもうひとつ。

「できるだけ、家族が揃う場で」

家の未来を話すことは、親の死や、遺産のことに直結するから。

兄弟だれかが置いてけぼりを感じたり、「疎外感」や、

「疑心暗鬼」が生まれないように…

できるだけ、足並みをそろえて、進めることが大切です。

小さくとも、疑いの心や、妬みの心が生まれてしまうと

最後まで引きずってしまいがちです。

出席できないご家族には、

ラインやメールで写真を共有して、家族で出た会話も、

一言、添えてみるのがおすすめです。

家族が揃う場を、大切に。

年末年始、お盆、お彼岸…

家族が揃う機会は、意外にあるものです。

しかし、いつか「最後」が来てしまいます。

そうなる前に、まずは、アルバムを広げて。

これから家の未来を話す過程で、多少の荒波があっても

懐かしさがつくる「心の土台」は、

家族が戻ってこられる「心のお守り」に

なってくれるはずです。

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次回は、「話し合いへのつなげ方」をご提案します。